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窓枠からガラスサッシを外してクリーニング

当社では極力窓枠からサッシを外してクリーニングします(ペアガラス等は除く)

理由は大きく2つあるのですが、外し方やクリーニングの仕方を順次説明しながらしていきます。

大まかな流れは

1,網戸を外す

2,外側ガラスサッシを外す

3,内側ガラスサッシを外す

4,窓枠を掃除する

5,ガラスサッシを掃除する

6,網戸を洗う

7,外した逆順で取り付ける

という流れになります。

因みに今回は昭和に建てられた、いわゆる団地での作業になります。

まずは網戸を外すところから始めます。

大体2個所止められているのでドライバーで緩めます。

隙間ができるのでそこに窓枠を挟みこむように網戸を上げて外します。

次にガラスサッシを外しますが、今回は窓枠の一部をドライバーで緩め、スライドさせて外す方式になります。

⚠カメラレンズを反転させてしまいました。

次に外側のガラスサッシの召し合わせ部分を先ほどスライドさせた部分に持っていき、上げて外します。

続いて内側のガラスサッシを外しますが、画像のように窓枠に外れ止めがついているので外れ止め部分を確認し、ぶつからない位置で上げて外します。

⚠今回は移動させずに外せましたが、種類によっては取る、ずらさないと外せません。

1つ目の大きな理由がこれです。召し合わせ部分にゴミが溜まっています。サッシを外さないとなかなかこのゴミが取れません。

横から取った画像ですが、水が一方通行でしか流れません

そして排水部分が召し合わせ部分の隣と外から見て左端部分しか流れないので、召し合わせ部分の部品を外さないと水がなかなか抜ききらないのです。

というわけで外します。

そして窓枠清掃に入ります。

因みに当社では洗剤はスプレーボトルではなく刷毛で塗っています。

そうすることで木部等への洗剤の飛散を減らせますし、余分な洗剤を使わなくて済みます。

また、大半の汚れは実は刷毛でいじっていると取れるのです。

そして大量の水を流し、ウェスで押すと実は大半の水は流れます。

次にガラスサッシを掃除します。

窓枠からサッシを外す理由2つめがこれです。

外す業者はなかなかいないので汚れが溜まりっぱなしになるのです。

ここの汚れを取ることで、動きがスムーズになることも多々あります。

刷毛を使うと細かな部分の掃除も楽にできます。

また、スクイジーを使うことで、ガラスが透明感のある仕上がりになります。

今回、網戸は張り替えるとのことで対象外となりました。

綺麗にしたら、戻して終わりです。

最後に各部分のビフォーアフター

今回は、なぜ窓枠からサッシを外して掃除した方が良いかに焦点を当てた為、その他の部分は端折っています。

ご了承下さい。

そして最後に、このスキルがないと現場によってはいつまでたっても臭いが取れないということになります。

理由としては多頭飼育崩壊現場では、糞尿が入っていたり、特殊清掃現場ではウジやゴキブリの卵や幼虫がいたりするのです。

できるできないだと仕上がりに雲泥の差が出てくるのです。

 

 

 

 

 

 

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